こんにちは!長手です。
今回は先日施工した古民家の解体工事のようすをお届けします。
山路工務店は古民家再生・リノベーションを得意にしています。とはいえ、今後住んでいく人がいない、、あまりにも状態が悪い、、など様々な理由で解体することになる古民家もあります。
同じ解体工事でも山路工務店ならではの出来ることがあるので、ご紹介します。
かなり立派な古民家ですが、状態が徐々に悪くなってきており、所有者様が遠方で管理できないため解体することになりました。
まず、室内に残されていた一般ごみを運び出してもらいました。
周囲への飛散防止・道路への落下物防止のために養生足場を設置し、まずは瓦の撤去から始めます。今回は建物が大きかったのでクレーン車を使用しました。
瓦を撤去した後は重機で徐々に解体していきます。壊していく過程で木材・土壁などを分別・整理しながら進めていきます。
母屋を解体した後、別棟になっていた水廻りを解体しました。
普段は土を整地して終了ですが、今回は雑草が生えるのを多少押さえたいということで砕石を敷きました。建物がなくなると土地の広さが際立ちますね。
~ 山路工務店でできること ~
古民家には大黒柱などに欅(けやき)が使用されていることが多いです。欅は磨くと赤身ががったきれいな木目が特徴です。
結果的に解体することになった古民家も数十年~100年程度の歴史があり、住んできた人の記憶があります。歴史・記憶を思い出せるように、古材を利用してお皿やボールペン、照明器具の傘を作ってみませんか?
山路工務店では古材を利用した小物作成、古建具を再利用するなどして、古民家の思い出を引き継いでいけるようにしています。