こんにちは!長手です。先日完工を迎えた三重県多気町の古民家再生、完成見学会のお知らせです!
12月7・8日です。古民家再生にご興味のある方、リフォームご相談ある方など是非ご来場くださいませ!
実は、翌週12月14・15日はブログではご紹介していなかった新築物件の見学会もございます!そちらはチラシ出来次第追ってご紹介いたします!
それでは見学会をお楽しみに!
こんにちは!長手です。先日完工を迎えた三重県多気町の古民家再生、完成見学会のお知らせです!
12月7・8日です。古民家再生にご興味のある方、リフォームご相談ある方など是非ご来場くださいませ!
実は、翌週12月14・15日はブログではご紹介していなかった新築物件の見学会もございます!そちらはチラシ出来次第追ってご紹介いたします!
それでは見学会をお楽しみに!
こんにちは!長手です。昨年からご紹介してきた【古民家再生in三重県多気町】。ついに完工を迎えました。
薪ストーブ設置と同時期にキッチンや便器、照明器具なども設置し、あとはクリーニング。その後、無垢の杉床のクリア塗装など残工事を行います。
通常、古民家再生工事は6カ月~1年程度かかります。この現場は基礎工事を行ったり、その他事情で工期が普段よりも長くかかりました。きれいに仕上がったところを見ると、長かった分だけ喜びもありますね!
この物件は完成見学会の予定があります。詳細は追ってご報告いたします。お楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事は薪ストーブの設置をしました!
古民家というと、どこか寒くて暗いイメージを抱く方も多いかもしれません。実際、古民家は現代の住宅に比べて断熱性が劣ることが多いですが、そんな広くて寒さを感じやすい古民家だからこそ「薪ストーブ」が大活躍します。
今回、薪ストーブ背面には大判タイルを貼りました。レンガを貼ったり、遮熱鉄板を置いてストーブを設置することもできます。
煙突は壁で外に出してから、屋根上まで伸ばしました。ストーブから真上に伸ばして屋根を貫通した方が暖房効率は良いのですが、将来のメンテナンス・雨漏りリスクを考慮して壁出しにしました。煙突の施工方法は現場次第で相談になります。
薪ストーブの魅力はなんといっても“本物の火”を使うことで生まれる圧倒的な熱量です。広い空間でもしっかりと暖められる熱を生むのが薪ストーブの特徴です。吹抜けや、古民家のように天井が高く、部屋同士がつながりやすい構造では、薪ストーブの熱が家全体に広がり、建物全体を暖めることができます。
薪ストーブはその熱量だけでなく他の暖房器具では味わえない、自然のぬくもりを体感できるのも魅力ですね!火を入れるのが楽しみですね!
そろそろ古民家再生も大詰め!次回もお楽しみに!
こんにちは!長手です。今回は古民家再生の下駄箱・玄関収納のアイデアをご紹介します。
打合せ中によく出る話題というものがあるのですが、その一つに下駄箱・玄関収納はそのようなものが良いか、という話題があります。建材メーカーの既製品下駄箱ではちょっと古民家に合わない。かといってコテコテの和風の下駄箱という感じでもない。
そこでお勧めするのは古建具を使用した無垢下駄箱
上は昨年お引渡しした現場の下駄箱。下は工事中の三重県多気町の古民家再生現場の下駄箱です。
元々その古民家にあった建具や別の古民家から頂いた建具を利用して雰囲気のある下駄箱ができます。箱の部分は無垢の杉材などを使用して、すこし塗装で色を付けたりクリアオイルを塗ったりします。
その他のパターンでは下駄箱ではなく、玄関横に引き戸で収納を作るという方法もあります。
どのような下駄箱、玄関収納にするかは間取りと好みによって使い分けです。
今回はいつも紹介している古民家再生工事とは違う番外編でした!
次回もお楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事は大工工事もめどがつき、仕上げの壁塗り左官工事が始まっています。
左官工事はコンクリートや漆喰、土などをコテを使って仕上げていく仕事です。コテは大きさから形まで様々。左官屋さんはそれらを使い分けて壁を仕上げていきます。
壁塗りといっても塗る部分が土壁なのか、プラスターボードなのかで工程・手間がかなり変わります。
①土壁の場合、めくれてしまっていたり、密着が悪くなっている表面を落としたところを土で補修します。その上に全体的に中塗り土をつけて仕上げの珪藻土や漆喰などを塗ります。
②プラスターボードの場合、ボードの継ぎ目やビス頭をパテ処理し、下塗りを一度してから仕上げをします。
状態にもよりますが土壁部分の方が手間はかなりかかります。
土壁の補修は一日で一工程ずつしか進みません。大きく削れているところを補修すれば、乾燥するまで触れないので翌日か中一日空けて次の工程です。
自然の乾燥に任せての進捗なので季節などにも左右されるのが左官工事の難しいところですね。
左官屋さんはこのようなミキサーで土やモルタルを練って使用します。少量だと一輪車で手で練ることもあります。
下地が土壁でもプラスターボードでも塗ってしまえば見た目では区別がつきません。区別がつかないほどきれいに下地処理をするのが左官屋さんの腕ですね!
左官工事などの仕上げが終われば古民家再生も大詰めです。
次回は何を紹介しましょうか、楽しみにしてお待ちください!
こんにちは!長手です。
今回は先日施工した古民家の解体工事のようすをお届けします。
山路工務店は古民家再生・リノベーションを得意にしています。とはいえ、今後住んでいく人がいない、、あまりにも状態が悪い、、など様々な理由で解体することになる古民家もあります。
同じ解体工事でも山路工務店ならではの出来ることがあるので、ご紹介します。
かなり立派な古民家ですが、状態が徐々に悪くなってきており、所有者様が遠方で管理できないため解体することになりました。
まず、室内に残されていた一般ごみを運び出してもらいました。
周囲への飛散防止・道路への落下物防止のために養生足場を設置し、まずは瓦の撤去から始めます。今回は建物が大きかったのでクレーン車を使用しました。
瓦を撤去した後は重機で徐々に解体していきます。壊していく過程で木材・土壁などを分別・整理しながら進めていきます。
母屋を解体した後、別棟になっていた水廻りを解体しました。
普段は土を整地して終了ですが、今回は雑草が生えるのを多少押さえたいということで砕石を敷きました。建物がなくなると土地の広さが際立ちますね。
~ 山路工務店でできること ~
古民家には大黒柱などに欅(けやき)が使用されていることが多いです。欅は磨くと赤身ががったきれいな木目が特徴です。
結果的に解体することになった古民家も数十年~100年程度の歴史があり、住んできた人の記憶があります。歴史・記憶を思い出せるように、古材を利用してお皿やボールペン、照明器具の傘を作ってみませんか?
山路工務店では古材を利用した小物作成、古建具を再利用するなどして、古民家の思い出を引き継いでいけるようにしています。
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事は内部の壁下地工事が進んでいます!
前回は2階床工事を進めていきましたが、その続きの工事になります。
壁下地は壁の間仕切り・外周の柱・間柱に横桟の胴縁を打っていきます。この上にクロスなどを貼るためにプラスターボード(石膏ボード)を貼っていきます。
新築工事の場合は水平垂直がばっちり出ているので、横桟の胴縁を省略してプラスターボードを貼ることもできます。リフォームの場合だと柱の垂直が出ていないことが多く、胴縁を打つ際に壁が垂直になるようにベニヤなどで調整することもあります。壁の垂直を出すのも、前回紹介した床の水平を出す方法と理屈は同じです!
古民家再生は壁のプラスターボード貼りも一苦労!梁の上に小さい三角形や微妙に曲がった梁に合わせて切ったり削ったり。。ボードまで貼れたらほとんど大工工事のゴールです。
この後は塗装屋さん・左官屋さん・クロス屋さん・の出番です。塗ったり貼ったりの仕上げにかかります。
次回は左官屋さんの作業をご紹介します!お楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事は2階の大工工事が進んでいます!
古民家再生の2階工事はまず床の水平を出すことからスタートです。
新築工事だと水平に作った基礎の上に土台を敷けば水平な床ができますが、古民家はそうはいきません。特に2階は梁のたわみ等もあり、場所によって3cmほど高さが違うこともあります!
どのように傾いた床から水平な床を作るかというと、元の2階床下地にもう一度床下地を作る要領で作業していきます。
垂木と呼ばれる床を支える角材の下に様々な厚みのベニヤを挟んで高さ調整をしていきます。この現場で300~400ヶ所で高さ調整のベニヤを挟んでいました。この作業がかなり時間がかかる!
垂木の高さ調整が終わり、上に合板を貼れば水平な床の完成です!その後仕上げのフロア材を貼っていきます!
2階床を水平にするために二重床のようにするやり方、電気配線を通すためにもとても良いやり方です。
電気配線は一般的に天井裏などを伝って分電盤から各部屋に伸びています。一般の住宅であれば1階天井と2階床との間に天井裏があるのですが、古民家の場合は一部天井裏がない部分があります!
そのような場合は二重床になっていれば電線を通すことができます。
床が水平になったら間仕切りや外周の壁の下地を進めていきます!
古民家再生、2階工事はまず床の水平から!
次回もお楽しみに!
こんにちは!長手です。今回は雑談回。三重県津市の古民家再生現場から、古民家のあるある話をご紹介します!
↑屋根裏部屋に残された大量のワラ。
古民家では昔、かまどで煮炊きをしていたので薪や焚き付けのワラが必要でした。ワラなどを屋根裏に収納しているケースが多く、かまどを使わなくなってからもワラなどをそのままにしてあるケースがあるのです。
今回のケースでは屋根裏にどこかからアライグマ?が侵入していました。動物にとってはワラは天然の布団。ワラに動物が寝ていた跡やフンが残されていました!
今回は工事を機に残されたワラを撤去。侵入経路になりそうな隙間を塞ぎ、今後動物が住み着く可能性は低くなりました!アライグマさんごめんね!
古民家再生では、一般の改装・リフォームでは考えられないようなこともあります。一般的な家に大量のワラはありませんからね!それが古民家の大変さでもあり面白さ!
次回ブログもお楽しみに
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生は、ついに足場解体を迎えました!
薪ストーブのための煙突は足場解体前に取り付けておきました。正面1階部分の塗装は足場解体後でも可能ですので後日施工予定です。
足場がなくなると完成が近づいてきたな!と思いますね。
しかし!大工さんも外部優先で進めていたので内部工事はまだまだこれからも進んでいきます。
また次回もお楽しみに!