こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生は、ついに足場解体を迎えました!
薪ストーブのための煙突は足場解体前に取り付けておきました。正面1階部分の塗装は足場解体後でも可能ですので後日施工予定です。
足場がなくなると完成が近づいてきたな!と思いますね。
しかし!大工さんも外部優先で進めていたので内部工事はまだまだこれからも進んでいきます。
また次回もお楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生は、ついに足場解体を迎えました!
薪ストーブのための煙突は足場解体前に取り付けておきました。正面1階部分の塗装は足場解体後でも可能ですので後日施工予定です。
足場がなくなると完成が近づいてきたな!と思いますね。
しかし!大工さんも外部優先で進めていたので内部工事はまだまだこれからも進んでいきます。
また次回もお楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事、今回は現場作業ではなくお施主様による塗装DIYの紹介です。
前回のブログで紹介した押え縁張りとササラ子下見張りをした杉板、実は施主様がご自身で塗装したものでした。
↑キシラデコール・アクオステージという塗料を使用しました。水性塗料で扱いやすく、対候性の高い塗料です。キシラデコールは木部塗装といえばかなりメジャーな塗料ですね。
外壁に使う無垢板は貼る前に作業台の上で塗っておくほうが何かと良いです。①作業台の上なので塗りやすく、液垂れ跡が出にくい。②外壁を貼った後に塗装すると、木の収縮により塗装されていない部分が後日見えてくることがあり、それを防止できる。③少し施工費が抑えられる。④自分が工事にかかわるので家に更に愛着が出る。などなど。ただしプロレベルという訳にはいかないので少しの色むらなどはご愛嬌です。
1歳半のお子さん抱っこして頑張ってくれました。作業は山路工務店の工場で行いました。
↑コテバケという道具を使用すれば、素人の方でも結構上手に早く塗ることが出来ます。
山路工務店ではお施主様の一部DIYはOKです。今回のような塗装や、壁の塗り壁、タイル貼りなどはご自身でなさる方がチラホラお見えになります。一部DIYのご希望のある方、ご相談くださいませ。
今回は普段と違うような内容でしたね!次回もお楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事、前回は外壁下地工事までご紹介いたしました。今回はその続きの外壁仕上げ工事をご紹介します。
この現場では外壁仕上げが主に3種類に分かれています。 ①ガルバリウム鋼板貼り ②押え縁貼り ③ササラ子下見張り(通称:鎧張り) です。お施主様の希望などによって様々ですが、山路工務店での古民家再生工事ではこの3つが良く採用されます。
まず①ガルバリウム鋼板貼り
古民家再生に限らず、新築でも最近主流です。 金属ですがサビにくい加工がしてあり高耐久です。
↑前回の外壁下地のところで写真を載せたところです。外壁下地をしてからサッシと庇を取り付けていました。
↑着工前の正面2階部分の外壁もガルバリウム鋼板が貼られていました。色や加工によってさまざまなバリエーションがあります。ガルバ外壁の部分は左側面同様ササラ子下見張りだったそうです。傷みが激しくガルバ外壁を貼ったそうで、今回は元のササラ子下見張りにします。
②杉板の押え縁貼り
今回は幅165mmの杉板を縦貼りし、板同士の隙間を30mm幅の桟(押え縁)で隠して仕上げます。板の幅を変えることで雰囲気が変わります。縦貼りですので外壁に雨が掛かっても、水が切れやすく、乾きやすいので傷みにくいとされています。
桟を打つと外壁に凹凸が出て変化が出ますね。
③ササラ子下見張り(通称:鎧張り)
斜めに切り欠いた桟(ササラ子)に裏から杉板を留め付け大きなパネルを作成します。それを外壁に留め付けていきます。ネットで調べると鎧張りというと桟のないものを指すようですが、普段話す大工さんなどには「鎧張り」ないし「鎧」で通じます。
2つのパネルのジョイント部分は桟が2重にならないように、後で取り付けるパネルの桟で抑えるようにします。パネルのサイズなどにより、このようにできない場合もありますが、この方法だとパネルのジョイントがわからなくなります。
外壁仕事が終了です。後は足場がないと取付られない雨樋や塗装工事をすれば足場解体です。およそ5か月かかっていた足場がついに外れます。
足場解体後の様子は次回お楽しみに!
こんにちは!長手です。三重県多気町の古民家再生工事、今回は外壁工事の様子をお届けします!
外壁工事に限らず、すべての工事はまず下地が肝心。下地の時点でしっかり施工されていると後工程がスムーズに進みます。
新築住宅は棟上げ時に当然、柱を垂直に立てます。ですからその後の壁下地工事などは垂直を意識することが無くても、ビシッと垂直に仕上がります。一方、古民家では長年の荷重や、そもそも新築時の施工精度が現代ほどよくなかったことなどから、柱や壁が少し傾いていることも多いです。その場合、何の気なしに壁下地をしてしまうと、当然仕上がった壁も斜めになってしまうのです。
そこで大工さんは古民家の壁下地をする際に、しっかり垂直になるように調整しながら壁下地を施工していきます。
今回は垂直に施工した木材の上に、耐震補強のための構造用合板を貼りました。 構造用合板を貼る時点で垂直にしておくと、それ以降の作業は新築工事のときと同じように施工していくことができます!
透湿防水シートを貼り、外壁材を留める胴縁という桟を打ったら外壁下地は完了です!この上に無垢板やガルバリウム外壁材を貼れば外壁工事の完了となります。古民家再生はまず下地から!大切なことですね。
古民家再生工事はまだまだ進みます。これからどのような外壁に仕上がっていくのか、次回は外壁仕上げの様子をご紹介いたします!お楽しみに!